片付けられない私

私は片付けがものすごく苦手。これもずっとずっと自己否定に繋がる要素だった。

 

血液型でいうと私も実家家族も全員がO型。親戚にもO型は多い。O型の特徴と言われる、大雑把で細かいことはあまり気にしないという性質なのか、実家、祖父母宅、親戚宅はあまり片付いていないし、それを気にしている感じはない。片付いていない家が当たり前だった。そしてもれなく私も片付けが苦手。とりあえず置く、出した物を元に戻せない、そもそも物の定位置を適切な場所に決めることから苦手。

それに加えて、何でももったいなくて捨てられない。サスティナブル(持続可能な暮らし)やゼロウェイスト(ゴミを出来るだけゼロにする)の考え方を知ってからはますます捨てることに罪悪感を感じる。買う物にはほぼゴミがついてくる悲しさ。頑張って片付けをしていてもゴミの多さや罪悪感で辛くなり、縄文時代に暮らしたい!くらいの気持ちになる。片付けが全く楽しくないから続く訳がない。いつも心にダメージばかりが積み重なり、負のループにはまる。

 

そこでどうすれば楽しめるかを考えた。1人でやるのが無理なら誰かとやればいい。私が片付けをしている間、友達と電話して友達にそこにいてもらうことにした。一緒に話しながらやると頭は会話に集中するから、片付けで発生する罪悪感に捉われ過ぎない。会話が楽しいから、その時にやる片付けも楽しくなってくる。私にはこれが合っていたみたい。今後も少しずつ、でも確実に、片付けを進めていくつもり。

 

片付けられないタイプは一定数いる気がする。現代社会は物が過剰すぎるという原因もあると思う。物が溢れる家から、いるいらないの判断をしてものすごい量の断捨離をして、いるものの使用頻度や使う場所を考えて定位置を決めて、部屋の収納場所やそのサイズに合わせた収納を決め、それを随時改善維持する。これが出来るってすごい能力だと思う。片付けが出来る人の方に特別な能力があって、出来ない私は一般的なんだと思うことにした。

とは言うものの、片付いてなくて物が散乱し探し物ばかりの日々はそれなりのストレスもあるので、協力を仰ぎながらコツコツ楽しく頑張ろう。