無償の愛を自分自身にも

棚卸しをきっかけに、娘からの愛で満たされてきた私は、たとえ私自身がどんな人間でも私は愛されていいんだと許すことができた。

片付けが苦手過ぎて家がずっとごちゃごちゃ混沌としていても、カリフォルニアに8年も住んでいるのに英語ができなさ過ぎても、得意が10個に満たなくて苦手が70個あるとしても、それでも私は私でいいんだ。変わらなきゃ!と自己否定しなくていいんだ。私はこのままでも私には私だけの魅力があるんだ。

それを確信できたら、自分に優しくなれた。これが自分を認めるってことなんだ。娘に対しては、どんな娘でも認めて愛せるのに、自分自身を認めて愛すことがずっとできなかった。それはそれは苦しかった。そこから解放されると、話したいこと、やりたい事が溢れ出し、溜め込んでいたものをアウトプットしたいという強い気持ちが湧き出したのだ。

愛の力ってものすごいエネルギーだ。ドラマや映画や小説、他にも色々多くの場面で愛を見ることは沢山あったけれどそれは表面を見ていただけだったのかも。その実態、本当のありさまは知らなかったんだ。驚きだった。