娘からの愛

娘の存在も、私が私を愛せるようになる過程で大きな影響を与えてくれた。

彼女は、生まれてから6年半経つ今も、ずっとずっと毎日四六時中母親である私に愛を注ぎ続けてくれている。生まれてからずっと私を求め、べったり過ごしてきた。事あるごとに大好き!と言われ、もう何百枚ラブレターをもらったことか。何度も何度も「ハグしたい!」とそれこそ今まで何万回もハグし、「お母さんが大好きだからさー、ハグしたくなるんだよね〜」と言う。私のイライラが高まって大きな声を出してしまい娘が泣いても、落ち着いた頃に「ハグしたい」と来てくれる。「お母さんの変な顔も好き」と、どんな私でも、私が失敗しても何しても、愛してくれる。寝ている時でさえ、求めてくれる。見返りなんて求めていない無償で無限の純粋な愛を、これでもかというくらい注ぎ続けてくれる。

これまで自分では注いでこなかった私自身の愛のコップに、娘からの愛が満ちていった。全身に染み渡った。愛ってこういうことなんだ、と確信した。

どんな私でも、愛される価値があるんだと心の底から理解できた。

娘はそれを私に教えに来てくれたのかもしれない。